あまぞんな日々

トランスミッター。なんて甘美な名前の響き。

「FMトランスミッター」というのは変調送信機のことで、携帯音楽プレイヤー等から出力された音声信号をこの機械を通して、車に搭載されているようなFMラジオに拾わせる事を目的としている。わかりやすく言えば車のスピーカーとiPodを無線で繋ぐ道具。

無線よりケーブルによる有線接続のほうが音質はいいので、車にAUX端子があるならあえてトランスミッターに拘る必要もない。むしろケーブル接続のほうが得。でも「トランスミッター」って言葉が心を捉えて放さない。

音質は値段に比例するとして、端子の形状が非常に大事。まず一番左に上げた「BUFFALO FMトランスミッター」は、携帯音楽プレイヤーとの接続に3.5mmミニプラグを使用している。これは、PSPや音楽機器のイヤホン出力と同じ形状なので、凡庸性が高い反面、充電が出来ない。
真ん中の「REEN HOUSE FMトランスミッター」は、見ての通り接続にDockコネクタを使用している。iPhone、iPod Touch、iPod nano、iPod classicくらいにしか使えない反面、充電しながらの使用が可能。有線でも充電は出来ないので、自分の音楽プレイヤーが上記のどれかなら、ロマンを差し引いても買う価値はあると思う。

どちらも電源は車のシガーソケット出力12Vのみに対応。現在までに発売された普通車ならほぼ全て12Ｖだから問題ないとして、トラックなんかだと標準で24Ｖ電圧、次世代車では36V電圧を標準に使用とする動きがあるとかないとか。なんにせよ、これもコンバーターで電圧を変換すれば問題ない。


昔ウルトラマンのデコトラを見た。運転手はドラえもんみたいな人だった。死ぬほど笑った。合掌。