あまぞんな日々

『あの日の私は龍が如く２のラストシーンで涙し、迷わず３の購入を決定した』

ちょっと映画の導入シーンぽく書き出して見た。
このシリーズは本当に面白い。箱庭アクションゲームとでも形容すべきか、なんともいえないチマチマ感と拾ったもの・フィールドがそのまま武器になる爽快な戦闘を兼ね備えてるなんとも憎いやつ。
Vシネマなんかで見る大人の世界、極道の世界のシュミレーションゲームとも言えるかも知れない。

一応１・２・３でストーリーはつながってるけど主人公の回想という形で過去のストーリーを見返せるのは有難かった。なっっがいけど、ねえ。
さすがにPS3だけあって街並みがきれいなこと。通行人のおっさんにねちねちとぶつかってこかしたり、ティッシュ受け取りまくったりイベントが発生してなくても楽しい。暇人とか言わないでね。

全体的に雰囲気を自分で妄想して楽しめる人じゃないと単なるストーリー付きミニゲーム集という評価に落ち着きかねない。よくいう「ママ！忍者が電車の外を走ってるよ！」ってやつ。

シームレス（ロードなし）戦闘はあれは詐欺。「○○のチンピラ！！」とかいちいち表示するんだもの、その間に必死にロードしてるのと一緒なんじゃない？
基本的にお使いゲーのメインストーリーは１・２と比べると劣化してきてる気がする。伝統の神室町に加えて沖縄が舞台に追加されたわけだけど、コーヒーにク リープ入れるようなもんですよあれは。全体的にドロドロ感がなくなった、もしくはマイルドになったかなって。コーヒー同様これは好みの問題なんだろうけ ど。

（ラスボス、ラストシーンでハトが豆マシンガンをくらったような顔になったのは初めて）

ストーリーをクリアして、最終的には将棋と麻雀専用ソフトと化したけどトロフィーコンプリートしちゃうぐらいは楽しめた。ただしビリヤードとパチンコの実績は地獄だったと言わざるを得ない。
シリーズファンならば龍が如く４、クロヒョウ・龍が如く新章は　見逃せない　金がない　かっぱえびせん。