USBメモリの使い心地はお値段以上。メモリを選ぶ時に、容量ばかりに目がいって意外と見落としがちなのが転送速度。このメモリの転送速度は・・・書いてない。高速化を図った製品なら、大々的に「超高速」だとか書いてるものだから、それほどの転送速度はないらしい。私のパソコンでの実測は2GBのZIP圧縮データでメモリ⇒PCが約3分。PC⇒メモリが約5分。まあまあ。
CrystalDiskMark3.0.0というベンチマークソフトで測定した値はこちら。
試行回数5回 : テストサイズ100MB
Sequential Read : 15.96 MB/s
Sequential Write : 9.342 MB/s
Random Read 512KB : 15.90 MB/s
Random Write 512KB : 2.746 MB/s
Random Read 4KB : 2.153 MB/s
Random Write 4KB : 0.026 MB/s
Random Read 4KB QD32 : 3.046 MB/s
Random Write 4KB QD32 : 0.036 MB/s
VistaにつないでReadyBoost(レディーブースト)にちゃんと対応している事も確認。
このUSBメモリはセキュリティソフトを内臓している。アイコンが一つあって、クリックするとパスワードを設定できる簡単なもので、使わなければ特に邪魔にもならない。ただこのセキュリティソフトの部分だけWindowsのみでMacには対応してないんだって。ブーブー。
外装面でもつらつらと言っておく。
デザインはシンプルで好み。青いLEDが転送処理中に点滅するのもよかった。
ストラップを通す部分はあるけどストラップが付属していない事と、接続部分の蓋を本体にくっつけられないのは不満。小学生の頃に一体いくつの消しゴムをなくしたかわからないんだよなあ。
あと、これはほんとにどうでもいいことなんだけど。USBメモリの表面にあるTDKっていうロゴが、パソコンに挿したときになぜだか『下面』になるんだよね。なんでだろう。
それ以外で特に気になったことは、メモリの入れ物。パッケージがとにかく頑丈で開けにくい。切り口や開け口なんてものはなく、小型のハサミでは歯が立たない分厚めのプラスチックのパッケージは、全方位接着剤で完全密閉済み。「簡単に開けられると思うなよ」と言われてるような気がした。
最終的にカニを解体する大型のハサミで台紙ごと真っ二つにして開けたけど、そこに言い知れぬ達成感を感じた。それを狙っての密閉だとしたら侮れない。
なんだか今回ちょっと約に立つレビューをしてる気がする。がんばった。
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