基本的な流れは記憶を失った忍者の主人公がとりあえず生活費のために3つの独立した大名から来る依頼をこなし、徐々に記憶とかもろもろを取り戻していくというもの。
なんでも『ハラキリエンジン』なるものを搭載しているらしい。
名前は大げさだけど、なんてことない。プレイヤーの行動で受けられる任務が変化するってこと。
例えばA大名から「B大名の金盗んで」という依頼、B大名から「A大名殺しちゃって」という依頼、どっちを選ぶかで結末が変わる。
発想はよかった。しかしマシンパワー不足か開発費不足かどっちもか、ちんまりとまとまってる印象。
地味にアクション性は高い。屋根の上から敵を奇襲したり豊富な忍具で罠を張ったり、でも正統派とは違う。そこらへんはアクワイア。おふざけとマジメのバランス感覚が素晴らしい。
こっそり巡回している侍に近づくと独り言を言ってたり、野生の熊に戦いを挑んで瞬殺されるやつ。侍が自城備え付けのトラップにかかるなんてお手の物だ。そういうのを眺めながらニヤニヤ楽しむ変態ゲームだ。
このゲームにして私が最も楽しめたのは裏庭システム。
これは裏庭というマップを自分の自由に改造、罠を設置したりして、たまに襲ってくる賊を撃退するというもの。ディフェンスゲーム大好きな自分はこの裏庭の カスタムに命を懸け、ついにコントローラー放置でも敵を全滅させられるマップを作ったほどだ。まあやり込んで来ると拘束時間が長くてダルいのは確かなんだ けどさ。
重要な注意点は旧PS2ではバグがひどいらしいのと、マシンパワーの関係でマップが薄暗いということ。古いブラウン管じゃよく見えないかも知れない。
いまでは天誅のほうが有名だけど忍道は隠れた名作だと思う。
ゲームってグラフィックじゃないんだよね~。
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