正直私個人としては期待ハズレだった。面白くないわけじゃない期待ハズレ。
この侍道シリーズの売りの1つが自由度だと思う。確かに自由なんだ、でもその自由ってのはあらかじめA、B、Cを提示されて「どれ選ぶ?Aならゲーム時間の○時に○○町まできてね。Bなら・・・」と聞かれているようなもんで、ゲームに自分の行動を合わせているようだった。
求めていた『自分の自然な行動が結果につながる』という自由とは違ったのだ。これはたぶんイベント時間が固定である事とその少なさのせいなんだろう。
つまるところ自由度をうたうには練り不足なんじゃなかろうか。でもそんなアクワイアが好き。
上記の感想をいったん放り投げてひねりつぶして塩まくと、雰囲気ゲームとして異彩を放つ。
町をぶらぶら歩いてお金を貯めて仕事して、刀を求めて死体漁り。夜の町で辻斬りに襲われて逃げ回り、腹いせに道場の奴らをたこ殴り。そのどれもがクリアするためにする必要のないことだっていうんだから侍道って不思議だなあ。
戦闘システムは良かった。無駄な派手さはないけど侍の間合いの読み合いみたいなものがよく現されていた。
剣の種類によって二刀流なんかも再現できたりしてチャンバラ好きにはたまらないはず。
このゲームはたぶんがっつりやるには向いてない。携帯ゲームにいいんじゃないの?とか思ったら、あったよポータブル。ロード時間短縮やら細かい改善もしてるみたい。PSP持ってるならポータブルのほうがいいと思うよ。知らんけど。
最新作の侍道3のことはまるで知らない。むしろ教えて欲しいぐらいだ。
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