ルーターの設置作業といえば、IPアドレスだとか、SSIDだとか、WEPキーだとか。ITに疎い人間にとってはどこの国の言葉ですかと問いたくなるような専門用語の雨にさらされた後、頼りのマニュアルは薄い紙一枚。結局カスタマーサービスへ、という一連の流れが様式美になっているわけだけど、最近の無線ルーターの設定は簡単。
例に漏れず、このBUFFALO製ルーター、AirStationの得意技はワンタッチでセキュリティを設定できる独自システム『AOSS』。
AOSSっていうのは、AirStation OneTouch Secure System(エアーステイション ワンタッチ セキュア システム)の略。その名の通りルーター側に専用のボタンがあって、暗号化を自動で設定してくれるというもの。
マニュアルもその設定方法のみが書かれていて、初めからAOSSを使う前提らしい。「インターネットに繋がったんだから詳しい設定法は自分で検索してみろよ」っていうウシさんからのメッセージだったりして。下衆の勘ぐり。
私の場合、パソコン2台とPS3、iPhoneがネットワークに接続しているのだけれど、その内パソコンは付属のCD-ROMをインストールして指示に従えばよく、PS3はいつの間にやらシステム更新でAOSSに対応してくれていたので問題なし。さてiPhoneの接続はというと、iPhoneのMACアドレスをルーターに登録して、どっかに書いてあるWPAキーをiPhone側でパスワードとして入力すれば開通。とこんな感じ。この説明でわかる人なら自力で出来ると思う。
詳しくはwebで!このサイトでわかりやすく説明されてるよ。
⇒
iPod touch、iPhone、iPadをバッファローのAOSS式無線LANにWi-Fi接続する設定方法
使ってみた感じ、特に早くなったようには感じない。それもそのはずで、11nに対応しているのはうちではVistaのみ。パソコンとPS3側の内臓無線機がしょぼいって事ね。
このままでは性能を活かしきれずにもったいないから、色々調べてみたところイーサネットコンバーターというものがあるみたい。上の写真の一番右のやつ。これと各機器を有線のLANケーブルで繋げば、ルーターとの無線交信を11n規格でまとめて代行してくれるっていう噂の代物。PS3からしてみれば有線と同じだから、これならアドホック通信も可能になる。やったね。
ただしイーサネットコンバーターは最低でも7000円程度。高い。安く済ませたいならLANケーブルが10mで1000円程度だから家中をケーブルまみれにすればいいと思うよ。
最後に上の白い方のルーター『Air Station WHR-HP-GN』と黒い方のルーター『Air Station WHR-G301N』の違いだけ適当に書いておくことにする。
WHR-HP-GN
・白い
・電波がすっごい届く(最大320m)
・無線理論値150Mbps
WHR-G301N
・黒い
・省エネ
・無線理論値300Mbps
・中継機能付き
それ以外は大差ない。家が広すぎて困ってますとか、地下300mに部屋があるとか、村のみんなで共有しますとか。電波が遠くまで届かないといけない理由がない限り黒い方を買ったほうが機能はいい。
カタカナと英文字ばっかりで疲れたよ。和風に表記するならば「この複経路網相互通信機器は変態的一寸接触で設定が可能な『あおす』という機能で蜘蛛巣通信網への接続を補助する」なんてところか。
はあ、もっと疲れた。
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