単に火打石と言っても、石をこすり合わせるだけでは火花がたつだけで火はおこせない。そこで必要なのが火口(ほくち)と呼ばれる燃えやすい素材のもの。蒲の穂なんかが使われるらしい。
それで火花を拾って火種を作って、さらにその火種を付け木っていう硫黄を塗った紙にくっつけてやっとこさファイヤー。これは禁煙できるかもわからんね。
石と石をこすり合わせるって言ったけどそれはちょっと古くて、普通は火打金っていう金属の板に石をぶつけて火花をおこすんだって。これは石と石に指を挟んだ人間が考えたに違いない。
商品説明によると「火起こしすることが感動的なため,結婚式から離任式まで幅広く使われてます!」だって。キャンドルサービスならぬ火打石サービスとでも呼んで新郎新婦がカチカチカチカチ打ち回るのかな。新婦が火打金、新郎が火打石、初めての共同作業。・・・いかが?
ちなみにそこらへんの石をぶつけてもやわらかすぎて火花はでない。モース硬度7以上、具体的に言うと水晶ぐらい硬くないとダメなんだとさ。
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