褌の中でも代表的なものは越中褌、六尺褌、もっこ褌の3種類。それぞれの見た目の特徴を簡潔に書くと、越中褌は前垂れ付きブリーフ。六尺褌はティーバック。もっこ褌は紐パン。我ながら概ね合ってる。絵は褌専門サイトにでもお任せしたい。
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褌の基本
amazon男女ペアふんどしは、男性用が越中褌、女性用がもっこ褌のように見える。マネキンの腹筋が立派すぎてどっちが女性用かわからないんだけど、一応右が女性用。だと思う。
褌の健康作用に関しては、結構な眉唾な話が飛び交っているみたい。例えばこのサイト。
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麻ふんどし 縄文エネルギー研究所プロデュース
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「ノーパン健康法」というのが以前に流行したことを覚えておられる方も多いと思います。
これは、『脱パンツ健康法~ゴム紐以前、人はもっと元気だった』という著書を書いた丸山淳士医学博士が提唱した、睡眠時にパンツを着用しない健康法のことです。
ゴムと化学繊維が身体の大事な部分を締め付ける現代の下着は、知らず知らずのうちに身体にストレスを与えており、それが人の免疫力を極端に下げてしまうようです。
~~~(割愛)
オーガニックの麻(ヘンプ)生地を使用して作られた“ふんどし”は、綿よりも軽くて肌触りが良く、通気性も抜群。しかも非常に丈夫です。
~~~(割愛)
また、麻は日本では昔から神社・仏閣において依り代(よりしろ)と呼ばれる繊維として使われ、邪気を払い、神様を招く植物とされてきました。
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ちょっと突っ込みどころが多すぎるけど、『脱パンツ健康法~ゴム紐以前、人はもっと元気だった』という著書が気になって仕方が無い人の為に、一応上に掲げておいた事をまず伝えておく。中古で1円ハンマープライス。レビューによると、「パンツ脱ぐと病気が六割直る」って書いてあるらしい。とてつもない。
引用した文章を読んで分かるとおり、このサイトでは「化学繊維」と「下半身への締め付け」の2つを健康を害する原因として挙げている。にもかかわらず、直後ふんどしを評価する際に、締め付けに対しては一切言及していない。むしろ褌のほうが締め付けるんじゃないのか、麻生地のトランクスならどうなるのか。というか、最初に「ノーパン健康法」って書いてるんだから褌もいらないんじゃないのだろうか。
「非常に丈夫です」と、健康にまるで関係のない好印象を与える言葉で煙にまいたあと、神秘的なパワーを持ち出してくるのも胡散臭いサイトの王道を歩んでいる。
とはいっても、実際ふんどしにどの程度の健康効果があるのかは不明。信頼できる文献が2時間探して欠片も見当たらなかったので、このサイトで憂さ晴らしした感も否めない。例を挙げてまで言いたかった事は、なんてことない、「それっぽい情報に惑わされるな」ってこと。特に健康に関して。
今、詐欺師が詐欺に気をつけろって言ってるよ。このブログも大概適当。
WHOがふんどしの健康作用について発表でもしたら、この記事を書き直す事にする。
褌に関する情報をかき集めていると、私が
「時計【手巻き懐中時計】」で見せた情熱の褌バージョンをいたる所で発見して、正直滅入ってきたのでここらへんで幕を引きたい引かせてください。
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