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よくわからない物と電子機器とゲームが好きな管理人が、アマゾンで買ったり見つけたりした物をレビューしたり愚痴ったりしてるだけのブログ

あまぞんな日々

   

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電子機器【レーザーポインター】



レーザー。それはワクワクの玉手箱。左から

主な使用用途は会議や講義での指し棒代わり。しかし!どんな人間でも無意味に光らせてみたくなるのがレーザーというもの。「危険」というイメージが強いけど、所詮レーザーは単に方向が整った光に過ぎない。安全基準も出来ているのでレーザー恐怖症の方は【続きを読む】をどうぞ。

ところでSFものを見ているとレーザービームを緊急回避するシーンがあったりする。夢もクソも無く冷静に言ってしまうと、レーザービームは光そのものだから、ビームが見えるって事はそれ目に当たってるんだよ、艦長

よく言われているのがレーザーポインターによる失明の危険性。
日本では、日本工業規格で定められたレーザ製品の安全基準(JIS C6802)によって、レーザー製品は出力と波長に基づき安全基準クラス1~クラス4に分けられている。以下クラス基準と危険性の表。

 クラス1  100秒間の直視しても問題ないレベル。双眼鏡などで覗いてもクラス1の基準に収まるレーザー製品に適用される。具体的には400~700nmの波長(可視光)において0.39mW以下等。主に玩具用途。
 クラス1M   基本的にはクラス1と同等の安全性。ただし、双眼鏡などを通して覗いた場合危険。具体的には302.5~4000nmの波長で、双眼鏡などを用いて測定した時クラス1より大きくクラス3Bより小さい出力、かつ、閉口7mm距離100mmで測定した時クラス1の基準に収まる出力。
 クラス2  0.25秒以下ならば直視しても問題ないレベル。双眼鏡などで覗いてもクラス2の基準に収まるレーザー製品に適用される。具体的には400~700nmの波長で1mW以下等。主に指し棒用途。
 クラス2M   基本的にはクラス2と同等の安全性。ただし、双眼鏡などを通して覗いた場合危険。具体的には双眼鏡などを用いて測定し た時クラス2より大きくクラス3Bより小さい出力、かつ、閉口7mm距離100mmで測定した時クラス2の基準に収まる出力。
 クラス3R   直視は潜在的に危険なレベル。双眼鏡などで覗いてもクラス3Rの基準に収まるレーザー製品に適用される。具体的には400~700nmの波長でクラス1、クラス2の5倍以内の出力。
 クラス3B   直視は危険なレベル。双眼鏡などで覗いてもクラス3Bの基準に収まるレーザー製品に適用される。具体的には出力500mW以下等。用途は光学ドライブなど。
 クラス4  皮膚への照射、反射光すらも危険なレベル。上記のクラス基準を上回る出力を持つレーザー製品に適用される。用途はレーザーショーなど。

参考:
日本工業標準調査会 JISC6802 レーザ製品の安全基準
気体・固体の光化学のページ レーザの安全基準

補足として、0.25秒という数字は人間のまばたき反射に基づいた安全基準。人間は眩しいと感じると0.25秒以内に反射的にまばたきをするように出来ているらしい。つまりレーザーと対決しようなどと思わない限り、市販のレーザーポインターは基本的に安全と思っていい。

クラス3R以上の出力は、レーザーポインター用途では既に規制されているので今回は無関係。しかしPS2なんかを分解して、光学ドライブ用のレーザー部品からクラス3Bレベルのレーザーポインターを自作する変態もいたりする。そこら辺に興味のある人は自分で調べてね。



昔、中国製のレーザーポインターを持っていた。恐らく安全基準など皆無だっただろうけど、私はこんなに立派に育ちました。うん、育ちました
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